Top / ホームステイ・留学制度がある東京都内の私立高校・都立高校は?
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【質問】東京都内の高校で留学できる私立高校・都立高校を教えて!

【質問】
将来は英語を使った仕事をしたいと思っている中学3年生です。高校入学後は、英語圏の国に語学留学やホームステイをしたいと思っています。高校によって、高校在学中の留学やホームステイへの理解にかなり差があると聞きました。

留学しても3年間で卒業できて、学校側がホームステイや留学に積極的な学校を教えてください。東京都内の高校でしたら、私立高校でも都立高校でも構いません。都立高校生だと有利な留学制度もあると聞きましたが本当ですか。

【回答】国際、三田、翔陽、小平、飛鳥など留学に理解ある高校を選ぶべし!

【回答】
大手進学塾に勤める者です。留学する場合、高校独自の留学制度を導入している学校で、学校の斡旋するホームステイ制度や留学制度を利用して留学するやり方がまずポピュラーです。

有名なところですと、都立国際高校(目黒区)は東京都内で一番留学に理解ある学校です。帰国子女が在学生のかなりの割合を占めて、留学生の受け入れも語学留学も活発。留学するのが当たり前という理想的な環境です。英語教育は日本一と評判高い学校なので、高偏差値が必要ですが学力があるならおすすめです。なお国際高校に新設された国際バカロレアコースは、偏差値70を超えて都立トップ校並み。こちらは、海外名門大や、国内なら東大・京大をバカロレア資格での進学を目指す特別なコースとなります。一期生から素晴らしい実績を残していて、日本国内から海外大を目指すなら、都立国際のバカロレアが2019年現在の最高峰です。

それから、都立3番手校の小山台高校(品川区)も、同窓会による小山台教育財団というところが、小山台生のためのイギリス語学研修を実施していて、経済的な負担少なく留学できます。小山台高校は総理大臣を輩出するほどの名門校なので同窓会も力を持っています。伝統校のなせる制度です。小山台高校といえば、理工系大学進学の名門で、理系の難関大進学に大変強い学校です。理系+留学希望なら小山台はピッタリですね。ちなみに、小山台高校の運動会といえば、都立ナンバー1の運動会として有名です。

同じく都立3番手校の三田高校(港区)は、留学受け入れや海外留学がとても盛んで先生の理解もあるので、留学に対する心理的な負担は少ないです。三田高校といえば、都立で初めて帰国子女生の受け入れを開始した学校で、国際理解教育の先進校です。英語に強く、難関大学進学にも強いので、卒業後は難関大学への進学を希望するならおすすめです。都会的な洗練された校風です。

小平高校(小平市)、松が谷高校(八王子市)、深川高校(江東区)は、外国語コースがあるので、やはりホームステイや短期~長期留学にも理解があります。外国語コースは少人数で面倒見が良いので、大学進学結果も良好で最近評価も上がってきています。

都立翔陽高校(八王子市)は、英語と大学進学を重視した単位制進学校です。単位制なので教員数が多くて、主要科目は多くが少人数の学力別授業で面倒見が良いとの評判です。のびのびとした校風。英語への力の入れようはすごいと評判で、スピーチコンテストとかブリティッシュヒルズでのイングリッシュキャンプ、海外修学旅行までカリキュラムが充実しています。留学にも理解がある高校なのでおすすめです。

都立飛鳥高校(北区)も英語に力を入れた単位制進学校で、英語科の先生が13名+ネイティブの先生が9名もいます。私立高校では財政上できないような教員数の充実度で、少人数でかなり面倒見が良いようです。留学に熱心に対応してくれます。

面白い変わった学校だと、北園高校(板橋区)は、英語教育に熱心なのはもちろん、ドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語など第二外国語の教育が都内で一番充実しています。「英語だけが語学じゃないぜ!」ということで、思い切って高校から違う言語を学んでみるのはどうですか?高校から本格的に学ぶ人は少ないので、将来かなり有利です。北園高校は特にドイツ語教育の名門として有名で、大学受験はドイツ語で受ける人も結構います。オーストラリアへの学校独自の語学研修があったり、ドイツへの留学も盛んです。語学好きにはおすすめです。