''▼私立高校の併願優遇(東京都内)▼ (解決済みの質問)''

【質問】

都立高校を第一志望とする場合の私立高校の併願優遇制度についてお尋ねします。
当方は東京都内の中学3年生を持つ親です。

内申点が達していれば合格となるのか、併願優遇の高校の選び方、また併願優遇の利用はデメリットも多いと聞くことがあります。これらの点を教えていただきたく思います。

併願優遇制度について詳しい方、ご教授願います。 
 投稿日時 - 2013-05-26 01:21:55
 投稿日時 - 2016-05-26 01:21:55

''▼ベストアンサー''


併願優遇制度、難しい制度ですよね。とても便利な制度ですけれども、熟考せずに安易に併願優遇を利用して、後悔することも実は多く聞きます。


★併願優遇の基本について

http://blog.jyukeho.jp/entry/heiganyugu
↑こちらのサイトの記事が一番まとまっていて詳しいかと思います。
ほぼ伝えるべき点(特にデメリット)も載っているので、よく読んでおくといいと思います。

質問者様の「内申点が達していれば合格となるか」の質問について、明確な答えは出せませんよ。「Yes」といえる私立高校もあれば、そうでない学校もあります。「○○点以上の点数を当日の筆記テストで取らないと、内心基準に達していても不合格」という私立もあります。ただ大部分は内申点が基準に達していればほぼ合格の確約と考えOKです。



★併願優遇のデメリット

併願優遇というのは滑り止めが確保できるという意味でとっても便利で安心できます。でも、頼りすぎると本人にとって不本意な受験結果となりかねません。諸刃の剣です。

併願優遇制度をやっている学校というのは、上位校ではありません。中堅校から学力下位校。そして、あえてこういう制度を設けることで、大量に受験者を集めて、受験料を稼ぎたい、あるいは入学者の数を確保したいという思惑があるんですね。

だから併願優遇制度の実施校というのは、(1)入学者の数が毎年かなり違って不安定、(2)第一志望落ちで仕方がなく入学という人ばかりの空気、(3)特進クラスとか進学クラスとか学力でクラスを分けすぎて、学校内で断絶があったり、先生による区別(差別?)があったりする、(4)新聞報道の通り、中堅私立高は非正規教員の比率がかなり高く正規教員が都立より大幅に少ない、(5)(中高一貫校だと)内進生に高入生が溶け込めず壁ができることがある、(6)(中高一貫校だと)有名大の進学実績は内進生の実績ばかりで高入生は受かってない、(7)大学指定校推薦枠が都立と比べて著しく劣る

と挙げればきりがないほどのデメリットもあります。学校の宣伝は上手ですが、実際の教育環境としては、必ずしも良いとはいえません。私立高校は良いこととか大げさにしか学校説明会で言いませんから、説明会は半信半疑で聞くべきですよ。

でも、利用しないと滑り止めが確保できないから、多くの人は併願優遇を利用します。その代わり、併願優遇実施の学校にはなるべく進学することのないように受験校を考えるべきだと思います。



≪≪第一志望の都立高校はほぼ確実に合格できる学校を志望する≫≫

滑り止めの併願優遇校に進学するより、1ランク下げてでも確実に都立高校へ行ったほうが、学校生活全般や大学進学の環境は良いので、とにかく滑り止めの私立高校へ進学する確率を減らす受験をする必要があります。

その方法の一つが、ほぼ確実に合格できるであろう都立高校を余裕をもって受験することです。こちらの80%合格確実圏の偏差値に、Vもぎ・Wもぎの偏差値が届いていればOKです。
http://www.geocities.jp/toritsukoukou2/

あとウラワザとして有名なのが、第一志望を都立の特進クラスにすると、第二志望は同じ都立校の普通クラスになって、特進クラスに万が一不合格でも普通クラスに受かっていれば都立に進学できるので、滑り止めの併願優遇校に進学する可能性を0に近づけることができます。特進クラスを設置している都立高校は限られますが、調べてみる価値があります。大学進学に力を入れた都立高校へ絶対に進学したいということなら、特進クラスを目指すというのも考えてみては。

参考サイト 特進クラスのある都立高校
http://www12.atwiki.jp/toritsu/pages/18.html



《滑り止めの併願優遇以外に、私立高校を受ける》

第一志望を都立高校、第三志望を滑り止め併願優遇校にして、あいだの第二志望に、オープン入試の私立高校を受験して、万が一の都立不合格に備えるパターンです。

例えば都立2番手校(戸山・青山・新宿・両国・武蔵・八王子東・立川・国分寺などのレベル)が第一志望なら、不合格で併願優遇の私立高校となると、あまりにも極端に下がって不本意な進学となります・

だから、明大明治や中央大附属のようなMARCHの附属校とか、桐朋高、城北高、豊島岡女子高のような併願優遇よりはレベルの高い私立高を第二志望校として受験するのがふつうです。



とまあ、併願優遇の私立高校への入学を極力下げる二つの方法をお教えしました。併願優遇自体は、ぜひぜひ利用するべきです。行き先の高校が確保できなかったという最悪の事態を回避できますから。

しかし学校自体には、正直そこまで魅力はないので、一番いいのは、受験する都立を、合格率の高い状態で受けること。それから、特に難関都立の志望者は、第二志望にもっと上位の私立高校を合格しておくと賢明です。質問者様の健闘をお祈りします。


下のサイトも参考にしてみてください。併願優遇のメリットとデメリットがわかります。 

私立高校と都立高校で悩んでいる皆さんへ 
http://blog.jyukeho.jp/entry/toritsushiritsu

都立高校の私立高校併願校や滑り止めの実態
http://koukounet.exblog.jp/15705211

都立高校志望者の私立高校併願校の正しい選び方 
http://www21.atwiki.jp/schooljyuken/pages/44.html